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カナダケアギバーが書いているブログです。

ケアギバー要請学校に通ったのち
その学校を卒業した私のクラスメイトである

卒業生が卒業から1年半立ってその後
どうなっているのかまとめました。
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途中で辞退する人がほとんどという事実

昨日また一人、ケアギバーとして頑張っていた
元クラスメイト、TLCエドモントン卒業生の
日本人の友達が1年弱働いたものの
過酷な労働環境に耐え切れず
退職して日本に帰国することを決意した
と報告を受けました。様々理由でケアギバーでの
永住権取得を断念していく元クラスメイト達を
たくさん見てきて、今回また一人増えたのはとても
寂しいですが、私は、彼女の労働環境を聞く限りは
やめるという決意は正しかったと思っています。
この記事では、TLCエドモントンを卒業した
卒業生たちがその後どうなったのかを
紹介していきます。

昨日ケアギバー辞退を報告してくれた日本人のクラスメイト

彼女は保育の経験はなかったのもの、
子供好きでいつもニコニコしている優しい女性で、
ケアギバー(ナニー)の仕事も忍耐強く一生懸命
頑張る素敵な女性でした。
彼女は学校卒業後2か月後にようやく雇用主を見つけ、
就労ビザを申請。就労ビザがやっととれたのは卒業後
半年以上たったころでした。念願の就労ビザで
働き始めるものの、1年弱で労働環境に耐え切れず、
日本帰国を決意。法律上は辞める1か月前に

退職の旨を伝えればやめることができるのですが
彼女は子供たちのことを思い、
やめると雇用主に告げてから
次のナニーが見つかるまでの3か月間は
一刻も日本に帰りたい気持ちを抑えて
働いたようです。

めちゃめちゃ忍耐強い彼女が耐えられなかった労働環境とは?

彼女はとても大人で、仕事の愚痴や人の悪口などを
まったく言わない人でした。とても忍耐強くて
仕事は大変だけど絶対やめないと頑張っていました。

が、いざ彼女の労働環境を聞いてみると、それは
悲惨なものでした。

→週30時間しか働かせてもらえないのに拘束時間が長い

一番の問題はこれでした。
住み込みで働いていた彼女は、
雇用主の都合のいい時間にいいように使われていました。

雇用主の仕事が忙しいときは朝8~11時、休憩をはさんで3時~4時
さらに休憩をはさんで夜6時から8時みたいな感じです。
この休憩というのは、自営業の雇用主が
急遽仕事の空き時間ができたときに
「今から1時間は私が見るから休んでていいよ」
と予定していたシフトをその時に勝手に書き換えられます。

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1時間中途半端に空きができても家にいるしかできません。
しかももともと早く終わるはずだった終了予定時間が
2時間、3時間と勝手に引き延ばされていくので、
仕事が完全に終わってから友達と遊び行ったり

ショッピングに行ったりするのはほぼ不可能だったようです。
また、もともと彼女にとっては休日で
自分の部屋でのんびりしていたのとしても

「ごめん急きょ仕事入ったから、どうせ家にいるんだったら
子供見といてよ」
と、無理やり頼まれて自分の時間が奪われる
ということもかなりあったそうです。
にも拘わらず、実際働いている時間は
それほど長くないので、拘束時間は長いのに
給料はめちゃめちゃ低いということになります。

→2か月に一回のペースで旅行に連れていかれる

裕福な家なので、かなりの頻度で家族旅行に
ついていかなければいけなかったみたいです。
国内外問わず連れまわされるものの、
彼女のための滞在ホテルの部屋は確保されず
赤の他人である雇用主家族と1日中同じ部屋で
過ごさなければならず、プライバシーはゼロ。
旅行に行くと小さな子供は体調をくずしやすかったり
ぐずりやすかったり、ナニーとしての仕事は大変です。
また、赤の他人の家族旅行に一人部外者として
連れていかれて気まずいことこの上ないです。
旅行に行くまでの車での移動時間は勤務時間には
含まれません。せめて旅行先で自分の部屋でゆっくり

できればいですが、家族はホテル代をケチって
家族と同じ部屋に寝ろと言います。
毎回のこの旅行は、彼女にとって地獄でしかなかったのに
雇用主はこれについて
「こんなに頻繁に旅行に行けるなんていいでしょ?

ほかにこんなにたくさん旅行に連れてってくれるところなんてないわよ?」
と言っていたとのこと。ここまで聞けばわかりますが、

ナニーの彼女にとってこんなの楽しい旅なわけがありません。

→家の食べ物を食べるのに気を遣う

「冷蔵庫にあるものはなんでも食べていいからね。」
とはいわれるものの、料理するための彼女専用のキッチンは
なく、毎回キッチンを使うのに家族がいるところで

気を使いながら料理をしなければなりませんでした。
家族が買ってきた食べ物はなんでも食べていいとは言われても、
食費は請求されなかった手前、食べるものには
かなり気を使って、いつもあまり食べないようにしていたそうです。
というのも、たまに高級なものだと気づかずに食べてしまうと
「あなたはその高いやつじゃなくて子供用のやつ食べなさい」
と言われたりするらしいです。

→主従関係ができてしまっている

住み込みで働いていて、衣食住を
ともにしていると、お互いかなりのストレスです。
雇用主側はそういったストレスをナニーである彼女に
ちょくちょくぶつけてきました。
理不尽なことで注意されたり怒られたり、
最低賃金しかはらわれていないのに子供の世話に

料理に掃除に。。。と必要以上に仕事を押し付けられたり、

いわゆる「主人」と「奴隷」みたいな関係になって
一度そうなるともう抜け出せません。
彼女はこれに1年近く耐えてきたものの、さすがに
耐えられなくなり、ようやくやめるという

決意をしたそうです。
私は彼女がこの地獄から解放されて
本当によかったと思っているとともに、
彼女のような状態になる外国人が
少しでも減ってほしいと心から願いました。

→TLCエドモントン(ケアギバー養成学校)卒業生のその後②

に続きます。
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