カナダ永住権取得のためだけに始めたケアギバープログラムのナニーの仕事。
2年契約は長いと思っていたのに、気づけばあと1週間となりました。
ケアギバープログラムのナニーになることを検討している人の参考になると思うのでケアギバープログラムのナニー最後の1週間がどんな感じなのかシェアします。

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カナダケアギバープログラムラストウィーク

2015年9月からナニービザで働き始めてもうすぐ2年。
8月いっぱいまで働く予定でしたが、8月の最後の週は雇用主からのボーナスということで有給休暇をいただきました。
最後から2週目の週(8月14-18日)は、私のナニーの仕事を引き継ぐフィリピン人ナニーも一緒の出勤。
私が仕事を引き継ぐ週になるため、今週(8月7日ー12日)が実質ナニーとしてのこれまでの仕事が最後の週となります。

1週間も有給休暇をもらえたのはとてもありがたいことでなのですが、正直ビザが切れるギリギリまで子供たちと一緒に過ごしたかったなーと本気で思いました。
最後の週だけどこれまでと変わらずどんどん一日が終わっていって、
「こんな感じでそのうち子供たちとお別れするんだなー。」
と思いつつ、いまだに実感がわきません。

2年間の感謝をこめて

私の雇用主が私に一週間の有給休暇をプレゼントしてくれたように、私も雇用主や子供たちにこの2年間のお礼を何らかの形で残したい。
と思っていました。
最初は手紙を書こうとしたのですが、手紙を書こうとこれまでの2年を振り返ると、つらかったこと、うれしかったこと、子供たちとの思い出が一気に出てきて、涙が止まらなくなって、手紙を書くどころではなくなってしまうんです。
仕方なく手紙は断念して、手作りのアルバムを作ることにしました。

この2年間でナニーとして働いているときにこっそり撮りためてきた子供たちの写真をすべてプリントアウトして手作りのアルバムに張り付ける感じのアルバムです。
アルバムを作っていたら、また子供たちのことが頭に浮かんで、
「ついにあの子たちともお別れなんだ。」
とこれまでになかった
「仕事を辞めることを惜しむ気持ち」
が沸き上がってきました。

資生堂正社員の1年半とナニーの2年

私はカナダ永住権取得を目指してにカナダに来る前、新卒で奇跡的に入社できた資生堂の正社員として1年半働いていました。
新社会人生活はナニーと同じくらい最初はつらくて大変だったけど、とても充実していたし、何より
「私は自分が望んでいた日本の大企業で働いている」
という優越感や、自己満足感がありました。
ここでいう優越感っていうのは、私は本当に性格が悪いので、正直
「資生堂に入りたいと思って入社試験を受けたけど受からなかった。」
という知り合いをたくさん知っていたのと、
入社してから高校や大学の後輩から
「どうしたら資生堂に入れるのか教えてほしい。」
といった相談をたくさん受けていたのと、
私の大学時代の友達が就職しているそれなりに大手の会社よりも資生堂のほうが上だと勝手に思っていたので、
「自分は一般的な人よりも有能なんだ。」
と何の能力もなくたまたま入社できただけなのに優越感を感じることができたんです。
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この優越感って、いま思えば、自分に自信がない、自分には何の能力もないと自覚していたからこそ、まぐれでも私を認めてくれて、私を採用してくれた会社に、すがるような気持ちがあったのだと思います。
簡単に言えば「虎の威を借るキツネ」です。
本当にイタイやつでした。

でも、そんな感じで単純に
「資生堂で働いている自分すごい。」
という思いで資生堂にすがっていただけなので、心から仕事を楽しんでいたわけではありません。
入社してすぐ、辞めたい。という気持ちがあったものの
「せっかく誰もがうらやむ資生堂に入れたんだから頑張らないと。」
という気持ちから、無理して続けていました。

だから、いろいろあって、本当にやめる決意をしたときは
やめる直前までずっとハッピーで、
「やっと辞められる。ついにカナダに行ける。」
と仕事を辞めることを惜しむ気持ちなんて一ミリもありませんでした。

そうやって自分自身に自信がなく、大企業の会社の肩書にすがっていただけの私にとって、これまで無意識のうちに見下していた
「中小企業で働く人たち」
「中卒、高卒で働く人たち」
よりもさらに社会的に地位の低い
「ナニー、ベビーシッター」
になるなんて、最初はとても耐えがたかったです。

大した能力もないのに、「自分はほかの人よりも優れている」
と思うようなプライドだけ高い無能な奴だったので、
「ナニーなんて私がする仕事じゃない。」
と本気で思っていたんです。

最初はいやいやで毎日やめたいと思いながら続けてきたナニーの仕事は、そんなプライドだけが高くて本当は一人じゃ何もできない「弱くて無力な自分」に気づかせてくれたんです。
私は決して人より優れているわけじゃないし、人の役に立つような能力なんて何ももっていない。
何にも持っていない普通の人間なんだと痛感したのと、にほんで働いていたときは、

「大企業で働けば一生安定で社会的地位も保証される。」
みたいな日本でいう世間一般の価値観に身を置いていたんだと気づかされました。
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「大企業で働きたい。」
と私があんなに望んでいたのは、
「みんなそれを望んでいるから。みんなそうしているから。」
であって、本当は自分の意志ではありませんでした。

ナニーを辞めなかった理由

それに比べて、会社を2年で辞めた私が2年もナニーを続けられたのは、
「カナダ永住権を取得したい。そのためにはどんなことでもやる。」
という自分の意志があったからです。
よく、新卒の就職活動では
「どんな職種で働きたいのか」
とか、
「就職してどんな仕事をしてみたいのか」
とかを聞かれます。

新卒の就職活動においてそれが会社選びの基準になるのでそれが当然といえば当然。
私も当たり前のように無理やり答えをこじつけて
「こういう仕事がしたいです。」
と無理に考えた面接官に好かれそうな答えを用意していました。

でもそもそも、私は「日本で就職したい。」
という思いは最初からなかったのだと思います。

大学を卒業するから新卒で就活するのが当たり前
だと思っていたし
海外で働くスキルやビザなんてないから、海外で働くなんて無理
と最初から思っていました。

だからほぼほぼ無意識のうちに
「日本の大企業で働きたい。」
と頑張れば実現できそうな目標を無理やりたてて、自分をごまかして就活して、自分をごまかして1年半も働きました。

ナニーの仕事を2年続けて、私にとって本当に心から自分がやりたかったことは
どんな仕事に就くかとかではなく、
「カナダに住むこと。カナダで生活すること、カナダで働くこと」
だったんだと思います。
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日本にいたらナニーの仕事なんて絶対選美ませんでした。カナダにいられるから、カナダで働けるから仕事はなんでもよかったし、あんなにやめたかったけど2年間やめなかったんだと思います。

ナニーの2年で気づけたこと

1つ目は自分はいかに無能力で一人じゃ何もできない人間なのかということ。
日本で新卒で1年半しか働いていない私には、何のスキルもありませんでした。
ナニーをやって初めて、「あー自分は本当に何にもできないんだな。」
と自分の弱さを知ることができました。

2つ目は自分が本当にやりたかったことは日本の大企業に就職することじゃなかったこと。
私は日本の大企業で働きたいと思っているから就活を頑張りました。
でも本当は、実現できそうな手軽な目標を無理やり作っていただけ。
本当にやりたかったことは、カナダで生活すること、カナダで働くこと。

ナニーという精神的にも肉体的にもつらいのに社会的地位が低く、給料だって最低賃金な厳しい仕事でも、
自分が本当にやりたかったこと(カナダで生活すること)だったから、私でも続けることができました。

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