
資生堂正社員⇨仕事でミス連発。発達障害(ADHD)発覚⇨日本は息苦しい⇨何のアテもないのに海外に逃亡⇨海外に出て半年で永住権確定⇒その経験をブログで発信したらそれが仕事に⇨ワーホリ済でも海外移住、自分の経験を仕事にしたい方の無料相談にのっています:)無料相談は以下から登録いただいたmailアドレスに相談フォームをお送りします
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カナダケアギバープログラムでナニーになろうか悩んでいるブログ読者さんから、永住権取得について相談を受けました。
とても共感したのと、同じように悩んでいる人の参考になるかもと思ったのでシェアします。
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ワーホリ後永住権取得を考え始める
目次
今回相談してくれたブログ読者さんは、私と同い年、平成元年生まれの女性でした。
バンクーバー、ビクトリアでワーキングホリデー後、カナダが大好きになり、カナダの永住権取得を考え始めます。
現在はワーキングホリデービザが切れてしまったので、ビジタービザでバンクーバーに滞在しています、
保育士資格(ECE)をとってデイケアのスポンサーを見つけ、スキルドワーカーとして移民するか、ケアギバープログラムのナニーになるか、自分が興味のある専門学校に行って移民を目指すのか迷っているとのことでした。
相談内容の一部がこちら
ECE(保育士資格)はスキルドワーカークラスBですし、デイケアとナニーの両方でスポンサーを探してみることも可能なんですかね?
今でもまだ自分がそこまで興味のない分野にお金と時間をかけて結局スポンサーが見つからなかったらどうしようとか思ったりしますが、需要の高い職種なのと、もし自分に子供が出来たら役に立つこと、私も資格があれば将来的にデイケアをオープンできるのかな、、、とか決して無駄ではないと思います。
更にケアギバープログラム関連のブログを書いて頂けたらとても有難いです。
Ayaさんは愚痴を書いてばかりだったと言いますが、その正直な内容も全て参考になります。
むしろ、そういった実際経験した本人でないと知らないような事実を知れるのはとてもいいことです。
ライバルのフィリピン人達の件もきになります。実際人数が決まってるみたいですし、フィリピンやその他貧しい国出身の人優先とかあるんですかね。。。
何人かのカナダ人は「わざわざ移民しなくても日本もいい国じゃーん!」とか言ってくれますが、やっぱり日本=裕福な国なので、お前は母国で頑張れよ的なものが移民局にもあるんでしょうか(苦笑)
またブログ参考にさせて頂きますね:)
ケアギバープログラムでナニーになった私の意見
今回の相談に対して私が考える意見です。
?ECE(保育士資格)はスキルドワーカークラスBですし、デイケアとナニーの両方でスポンサーを探してみることも可能なんですかね?
ECEの資格があれば、デイケアで働くことも、ケアギバープログラムのナニーにもなることもできます。
私はデイケアで働いたことがないので詳しいことはわかりませんが、
デイケア:大人2.3人で複数人の子供の面倒を見る(子供が入れ替わることがある)
ナニー:1人で1から3人の子供を見る(2年間ずっと同じ子供を見る)
と、労働環境が全然違うので、学校に通い始めてから、自分に合った方を選べばいいと思います。
参考までにケアギバープログラムでナニー経験1年半の私の仕事はこんな感じです。
ナニーの仕事は雇用主によってかなり変わります。
子供の年齢、子供の数、家事を頼まれるか頼まれないか、時給やボーナスのつけ方。
私は2人の子供を見ていますが、家事は一切しなくていいので、子供が十分なついた今は、正直仕事はめちゃくちゃ楽です。
雇用主が予定より早く帰ってきたら早く帰らせてくれるのですが、本来働く時間だった分の時給も払ってくれています。
週に1度近所のおばあちゃんが上の子を預かってくれるので、下の子1人の面倒をみるだけで、昼寝の時間は完全フリーですが、時給は変わらず払われます。
また、月に一度遠方に住むもう1人のおばあちゃんが孫に会いに1週間くらい泊まりにきます。
その一週間、私はやることがないので、掃除してるフリをして、それが終わるとスマホをいじっていますが、時給は支払われます。
子供がたまにぐずった時、私が落ち着ける係で、この時毎日予定の3時間前に帰してくれるのに、給料はいつもと変わりません。
?でもまだ自分がそこまで興味のない分野にお金と時間をかけて結局スポンサーが見つからなかったらどうしようとか思ったりします
ものすごく共感します。
私の場合はスポンサーが見つからなかったらという不安はそれほどなく、
興味のないナニーという分野にお金と時間と労力をかけることにずっと抵抗がありました。
私はナニーなのにまさかの子供嫌いだったので(笑)
ナニーの資格を取るのに学校に通う間も
「ナニーなんてやりたくない。」
と、ずっとナニー以外で確実に永住権を、取る方法を模索し続けました。
永住権を取る方法はたくさんありますが、
「少ない資金で(高い学費を払って学校に行かず)に」
「確実に(永住権が取れる可能性はあるけど取れない可能性も十分にあるようなリスクは負いたくない)」
「出来る限り最短で(いつ移民制度が厳しくなるかわからない。)」
と考えると、なんのスキルもない私にはナニーしかありませんでした。
ナニーをして1年半たった今でも未だに「なんでこんなことしてるんだろう。」
と思うことが多々あります。
スポンサーが見つからなかったらという不安についてですが、私は
「やりたくもない仕事のために学費を払って学校に通って、人生かけてるんだから、何が何でも絶対スポンサーを見つけてやる!」
と思っていたし、ここまでしているからには絶対永住権をあきらめたくない。
という思いがありました。
自分がやりたくないことをしてまでここまできたんだから、もう捨てるものなんてない。
何度断られても絶対スポンサーを見つけるときめていたので、
「スポンサーが見つからなかったら。」
という発想はありませんでした。
スポンサーは、見つかる前に諦めてしまったらみつからないけど、見つかるまで探し続ければ絶対見つかります。
?ライバルのフィリピン人達の件もきになります。実際人数が決まってるみたいですし、フィリピンやその他貧しい国出身の人優先とかあるんですかね。。。
これは絶対ないです。
新しいケアギバープログラムには人数制限はありますが、スキルレベルや国籍によって選抜されるとはCICサイトには書いていません。
私が、ケアギバープログラムでスポンサーを見つける時のライバルがフィリピン人だと言っている理由は3つあります。
・ナニー資格を持ち、経験豊富なフィリピン人が多い
ケアギバープログラムで永住権取得を目指すのフィリピン人ナニーたちの多くは、ナニーの需要が高く、ナニーとしてワークビザがとりやすい香港やシンガポールなどで、格安のナニー要請学校に通い、現地で何年か働いたことがある人です。
フィリピンの産業は出稼ぎと言われるほど、多くのフィリピン人は給料や待遇のいい外国に出稼ぎに行き、フィリピンに仕送りをして家族を養っています。
その出稼ぎ先として、中国香港、シンガポールの富裕層の家でナニーとして働く
人が多いです。
すでに海外でのナニー経験が2年も3年もあるフィリピン人と、私みたいな経験もない日本人だったら、フィリピン人のスポンサーになりますよね。
賃金が安くても労働環境が多少悪くても従順に働く人が多い
私がナニーをしている雇用主の近所のナニーは全員フィリピン人です。
よく連絡を取って子供達を一緒に遊ばせるプレイデート仲間のフィリピン人ナニーは5人います。
現在ケアギバープログラムでナニーをしている人が2人。
数年前にケアギバープログラムで永住権を取っているのが3人です。
「ナニーの仕事嫌になることないの?」
と聞くと、
「フィリピン人で普通の仕事に就くよりずっと楽なのにこっちの方が給料が全然いい。
中国とかシンガポールで中国系の家庭でナニーをすると奴隷扱いだけど、カナダ人はすごく優しいし待遇がいいから、全然嫌じゃない。
しかもカナダの永住権が取れるなんてすごい。
Good money!」
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と言っていました。
彼らにとっては母国で普通の仕事についたり、他の国で出稼ぎするよりするより、カナダでナニーする方がずっといいみたいです。
豊かな国日本出身の私には到底理解できない価値観です。
日本人ナニー未経験者が永住権のためとイヤイヤ働いているのに対し、フィリピン人たちはわりと喜んで働く。
仕事へのモチベーションの違いは、スポンサーを考えるカナダ人にも伝わっています。
フィリピン人ナニーの評判がめちゃくちゃいい
そんな感じで多少劣悪な労働環境でも一生懸命やる気を持って仕事をするフィリピン人ナニーの評価はとても高いです。
フィリピン人ナニーのスポンサーとなった雇用主は、ナニーを雇おうか悩んでいる近所の人に
「フィリピン人ナニーはすごく真面目に一生懸命働いてくれるよ」
という口コミが広がります。
「フィリピン人ナニーなら安心」
という一種のブランド効果もあり、フィリピン人はスポンサーを見つけるのにそこまで苦労しません。
フィリピン人ネットワークがすごい
ケアギバープログラムで永住権を取得する人の7割はフィリピン人だと言われています。
フィリピン人たちは、永住権取得後も同じ雇用主の元で長く続ける人も多いです。
そんな長く働いたフィリピン人たちが出産などで代わりのナニーを見つける時は、フィリピン人同士の紹介が多いです。
雇用主側も、現在働いている信頼できるフィリピン人の紹介なら安心なので、求人を出さず、紹介だけですぐにフィリピン人ナニーが見つかります。
カナダに日本人コミュニティがあるように、フィリピン人コミュニティもあります。
そのコミュニティの中でカナダ人雇用主の元でのナニーの仕事紹介も広がっているので、フィリピン人ナニーは就職に強いんです。
日本人の人気も高い
と、ここまでフィリピン人がケアギバープログラムのスポンサー探しでライバルになると書いてきました。
でも、実際カナダの中でも親日家の多い、バンクーバーでの日本人ナニー人気は高めです。
単純に日本が好きだから、珍しい日本人ナニーのプロフィールに興味を持った。
というのが私の今の雇用主が私に面接のオファーをくれた最初の理由です。
日本人だからと言って雇ってもらえるわけではありませんが、親日感情は就職のチャンスを広めてくれていることは間違いありません。
もう一つスポンサーになりたいと申し出てくれた中国系の家庭も、日本が大好きで、日本語もできれば教えて欲しい。
ということで私を選んでくれました。
ナニーになりたい日本人は、フィリピン人ほど多くないけど、珍しいとか、日本が好きという理由で、雇用主が自分に興味を持ってくれたら、フィリピン人にも勝てます。
何人かのカナダ人は「わざわざ移民しなくても日本もいい国じゃーん!」といいますが
同感です。私もよく
「なんでそんなcoolな国に住んでいるのに、わざわざ何もないカナダに移民したいの?」
と言われます。
私も、日本は好きです。
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サービスの質は高いしご飯は美味しいし、旅行でたまに訪れるくらいだったら最高の国だとおもいます。
でも、住む、働くとなるといろんなしがらみがあって、私はカナダの方が住みやすいし、これからも住み続けたいと思っています。