カナダのケアギバー

プログラムはお勧めしない
と言い続けてきた私ですが、
最近ブログ経由で知り合った
現在カナダでナニーをしている
保育士歴7年の女性と
あってお話を聞いていたら、
ケアギバープログラムで
ケアギバー(ナニー)として
働くのは、人によっては
それほど大変じゃないかも
と思いました。

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3か国を渡り歩いてきた日本で保育士歴7年の女性

彼女と知り合ったきっかけは
ブログでした。私のブログを
読んで、カナダでケアギバー
プログラムのナニーとして
働いている日本人という
境遇が同じだったことから
親近感を持ち、私に
会いたいと、ブログあてに
メッセージを送ってくれたの
でした。

ワーキングホリデービザで
オーストラリア、ニュージー
ランドに留学していた経験
があり、その両国で、ナニー
やプリスクールのアシスタント
などの保育経験を
積んでいるプロ保育士さんです。

日本で7年保育士として
働いていた彼女は、カナダ
にワーキングホリデービザで
来て、現在ナニーとして
フルタイムで働いています。

カナダ永住権にはそれほど興味がない

彼女は現在ナニーとして
あるカナダ人の雇用主の
もとで、ワーキングホリデー
ビザで働いています。

カナダ永住権にはもともと
それほど興味がなかった
そうですが、彼女のナニー
としての仕事ぶりに感動
した今の雇用主が、彼女に
1年のワーキングホリデー
ビザが切れた後も働いて
ほしいと思い、雇用主の
方から、ケアギバープログラム
の彼女のビザスポンサーに
なりたいと申し出てきた
そうです。

この雇用主がワークビザの
スポンサーとなり、そのワーク
ビザで2年働くと、カナダ
永住権が取得できます。

雇用主は彼女のことを
完全に信頼しているので
多少のお金と手間が
かかっても、彼女にあと
2年働いてほしいと強く
願っています。

彼女は、そうやって雇用主
から言ってもらえるのは
とてもうれしいことだし、
雇用主との関係もとても
よく、ナニーの仕事も好き
なので、ケアギバーの2年
のワークビザを取得して、
ナニーとしてあと2年働く
決意をしたそうです。

日本で保育士歴7年の人がカナダでナニーをすると

現在2歳の双子の面倒
を見ている彼女に、ナニー
の仕事がどんな感じか
聞いてみました。

彼女は保育士としての経験
をもとに、1日の細かい
スケジュールや、両親にも
守ってほしいルールを独自に
設定していました。

例えばこんなルール

・両親は仕事がたまたま予定
より早く終わって、家に帰る
ことがでできたとしても、ナニー
である彼女の仕事が終わる
前に、中途半端に子供と
接しない

→これ、めちゃくちゃ共感
しました。私も雇用主には
こうしてほしい。

というのも、小さい子供は
日々のルーティンが決まった
規則正しい生活に安心感
を覚え、精神的に安定します。

いつも5時にパパやママが
帰ってくるというのを、体で
感覚的に子供たちは覚えて
います。そして5時に帰って
来たらナニーはかえって、パパ
やママと思いっきり遊べる
ということも理解しています。

つまり、子供たちにとって
「午後パパ、ママが帰ってくる
=待ちに待ったうれしい時間」
なんです。

なのに、例えば3時くらいに
仕事が終わったからと言って
子供見たさに
「ただいまー。」
と子供の前に中途半端に
現れて、
「ごめんね。たまたま仕事が
早く終わっただけで、まだ
やることがあるから、ナニー
さんと遊んでてねー。
ばいばーーい。」

とパパママが去ってしまうと、
子供たちは混乱して不安に
なります。

「パパママが帰ってきたってこと
は、仕事が終わって私と遊んで
くれるはずなのに、今日はなんで
遊んでくれないの?私のことを
きらいになったの?」

と混乱→不安→泣き叫ぶ(ママ
行かないでとダダをこねはじめ
ナニーである私たちの手に
負えなくなる)

そうなると残り2時間働く
はずだったナニーとしての
仕事はもう地獄です。

「ママがいいー。ママせっかく
帰ってきたのになんで遊んじゃ
いけないの?」

これまでのルーティンと違った
ことが突然起こると、子供は
理解できず、そしてその変化
に即座に対応できず、結局
そのしりぬぐいはナニーの負担
となります。

そこらへんのことを何も理解
せず、単純に
「仕事が早く終わったから
子供の顔を一瞬見たい。」

という安易な思いで、子供
の心をもてあそぶように中途
半端に子供にかまってその場
を去るほど無責任なことは
ありません。

このベテラン保育士さんは
それをよくわかっていたのと
両親がそういうことを何度か
繰り返しては苦労してきた
ので、この事情を説明して
「今後一切中途半端な
非ルーティンの時間に子供
と接しないで。」

というルールを決めたそうです。
・一度決めた「スプーンで
食べる」というルーティンを
絶対に壊さないで
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彼女は食事のときに、
子供たちには必ずスプーン
を使って食べるように教えて
来ました。

手づかみのほうが楽ですが
お行儀がいいとは言えません。

小さい時からスプーンの
使い方をちゃんと理解して
スプーンで食べるってとても
大事なことなんだそうです。

これは彼女が徹底して子供
に教え込んだおかげで、
子供は自然とスプーンで
食べるようになったらしい
のです。

が、1週間彼女が休みを
もらい、その1週間以前
ナニーをしていた別の人に
子供の面倒をみてもらった
ところ、彼女が苦労して作り
上げたそのルーティンは見事
に破壊されて、手づかみに
戻っていて愕然としたと
言っていました。

おそらく以前のナニーさん
は手づかみを許していた
ため、子供たちは楽な
手づかみで食べるように
戻ってしまったみたいです。

この「スプーンを使って食べる」
ということをもう一度教え込む
のにまた苦労した彼女は、
雇用主にこの件についても
ちゃんと言ったそうです。

「たとえ違うナニーさんに
見てもらうにしても、普段
決めているルーティンは
壊さないようにしてほしい」

と。

ほかにも彼女なりに編み
出した、子供のため、ナニー
の仕事をスムーズにするため
のルーティンを、雇用主には
逐一話して、そのルーティンを
壊さないように徹底している
そうです。

そのおかげか、ナニーとしての
仕事もストレスが少なく、
子供たちも、「ママと離れる」
という大きなストレスをあまり
感じることなく、平和に毎日
を過ごすことができている
ということでした。

保育士としての経験があるから、雇用主も理解してくれる

彼女の雇用主を巻き込んで
ナニーの仕事、子供たちの
負担を軽くする。という姿勢
は素晴らしいと思いました。

私は。。。できていません。
もちろん私もそれを聞いて、
「そういう風にやれば確かに
絶対仕事はスムーズに
行くだろうな。」

とは思ったのですが、彼女が
雇用主にここまで意見
できるのは、やっぱり
「保育士としての7年間の
経験」という確固たる自信、
雇用主以上に子供を理解
しているからこそなしえる技
だと思いました。

私の場合、私も雇用主も
子育ての本質をここまで
理解できていなかったので、
すべてが手探り状態でした。

1年半たった今なら。
彼女の話を聞いて
「この方法は絶対に使える」
と納得できますが、子供に
対する知識や経験がない
状態では、そのやり方が
正しいのかわからなかったし
ましてや子育て経験ゼロ
で子供に振り回されっぱなし
だった私が

年上で子育て経験が私より
長い(赤ちゃんの時から
面倒を見続けている)雇用主に
「子供はこういうものだから
こういう風にしてください。」
とはっきり偉そうに言ったら

「何の経験もないくせに生意気」
と思われます。

雇用主との関係を考えたら
そうやって意見できるのは
「こうやったら絶対うまくいく」
という確固たる自信がある
ときだけです。

彼女みたいにはできなかった
なー。と思います。

ただ、
「雇用主に協力を促す」
という彼女の姿勢は大した
経験のない私でも今から
真似することができる
素晴らしい姿勢だと思いました。

私は、ナニーの仕事がうまく
いかないのは、私に経験が
ないからだと勝手に自分だけの
問題ととらえて、自分だけで
解決しようとしてきました。

が、
「○○がうまくいかないから、
こういう風にしたいんだけど、
▽▽に協力してくれない?」

と、雇用主に助けを求めて
いたら、あんなにつらくなかったし
あそこまで悪銭苦闘すること
もなかったのかなと
思いました。

ケアギバープログラムの本来あるべき姿かも

このブログ読者さんは、ナニー
の仕事にやりがいを感じながら
楽しみながら仕事をしている
のが見ていてわかりました。

彼女は永住権や、スポンサー
になってもらうことなんて興味
なかったけれど、雇用主から
「どうしても。」と頼まれて
「仕方ないなーそこまで言う
なら働いてあげるよ。」
的な感じで、何の苦労も
なく永住権を得る権利を
得ました。

私みたいに「スポンサーに
なってください。」
と頼む場合、どうしても
「スポンサーになってもらった
手前、多少給料が安く
ても、たえて一生懸命
働かなきゃ。」
と奴隷体質になってしまうし
雇用主側も
「スポンサーになってやった
んだから、これくらい働けるでしょ」
と、奴隷の主人みたいな
考え方になりがちです。

が、彼女のように
「あなたのスポンサーに
ならせてください。」
と雇用主から頼まれる
形であれば、賃金交渉も
優位に進められるし、
「頼み込んで何とか2年
働いてくれることになったん
だから、感謝して、彼女が
働きやすい環境を作って
上げないとならない」

と、雇用主側の態度も
変わってきます。

本来ケアギバープログラムって
こうやって雇用主側が
「あなたに働いてほしいから
スポンサーにならせてください。」
と申し出てもらうシステムだった
はずです。

永住権という別の問題が
入ってきたために、私みたい
ななんの経験もない素人
がナニーをやるのが一般的
になって、なんの経験もない
のに
「私のスポンサーになって
ください」
と頼み込むものだから、
「賃金の安さ」とか、
「多少の労働環境の悪さ
に関しても文句を言わない」
みたいな、自ら奴隷になること
で永住権の権利を得る形
になってしまったのかなと
思いました。

私とは違い、もともと日本で
保育士の経験が十分にある
人であれば、私みたいに奴隷
のように働く必要もないし、
場合によっては雇用主のほうから
「ぜひあなたのスポンサーに
ならせてほしい」
と素敵なジョブオファーをもらい
むしろ日本で働く労働条件
よりもいい条件で、カナダで
ナニーとして働けて、なおかつ
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永住権まで取れてしまう
素晴らしい制度なのかも
しれない。
と今回のブログ読者さんと
会って思いました。

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