
ワーホリ済、職歴ゼロ、独身アラサーの状態からカナダ永住権を取得した八木綾香です。
ノースキル、人脈ゼロでも、カナダに来てからたったの半年でカナダ(バンクーバー)移住を確定させた方法をお話しています。

カナダ移住ブログ開設から2年。
カナダ移住に失敗する日本人に共通点があることに気づきました。
カナダ移住(永住権取得)に失敗する人の共通点をバンクーバーで永住権を取得した日本人の私が、私目線でまとめました。

また、カナダ移住に失敗しないために、移民までの海外生活を充実させて、カナダ移民達成前に心が折れないようにするための極意を伝授します。
ノースキル、彼氏や婚約者なし、ワーキングホリデー済でも、たった2年でカナダ永住権を取得した私の実体験です。
参考:カナダ移民,移住したい!永住権申請条件とビザ取得方法【2018年最新版】
カナダ移住に失敗する日本人の共通点
目次
カナダ移住に失敗する(途中で移民をあきらめて帰国する)日本人の共通点は「移民プログラムを自分で徹底的に 調べていない」ということです。
特に多いのが、
「移民コンサルタントに言われるがまま、勧められる移民プログラムを選び、実際そのプログラムを初めてみたら、予想外のツラさで途中で心が折れてしまった。」
というパターンです。

私は3社の移民コンサルタントの無料コンサルを受けましたが、勧められたのは
「公立のカレッジに2年通って、ポストグラジュエイトビザを取って、レストランに就職して2年働いて移民申請」
でした。
私のブログに相談してくれるカナダ移民を希望する女性も、移民コンサルタントに勧められるのはこのパターンみたいです。
もしその方法が自分にとって本当にぴったりの方法だと思えるのであれば、その道を選べばいいと思います。
でも、私はどうしても納得できなかったんです。

・2年も公立のカレッジに通う学費がもったいない。
・何百万もの学費を払って学びたいと思うコースがあるわけではない。
・いくらカナダでも、飲食では働きたくない
私はその「なんかイヤだなー。」
という自分の直感に従って、自力で移民プログラムを調べた結果、別の方法を見つけ、何百万ものお金をかけず、2年も学校に通わず、飲食店で働く事もなく、たった2年でカナダ移住できました。
一方で、移民コンサルタントに言われるがまま
「飲食では働きたくないなー、、、」
とか
「学費300万も払いたくないなー。。。」
とか、違和感を感じつつも
「移民コンサルタントが言うんだから間違いない」
と自分でろくに調べない人は、後に耐えられなくなってカナダ移住失敗(途中で諦めて帰国)という日本人が非常に多いと思いました。
参考:カナダ移民(移住)しやすい仕事(職業リスト)でカナダ永住権を取得する
カナダ移住に失敗する人:ダメなら日本で再就職という逃げ道を作る
カナダ移住に失敗する人の共通点として「カナダ移住に失敗したら、○○で再就職すれば良い」と逃げ道をあらかじめ作っている人です。
自己好転感が低く、自分に自信がない人にこういう人が多いです。
「カナダ移住できなかった場合でも、また日本でこの仕事ができるから大丈夫」
と保険をかけておく人って、不思議とカナダ移住を途中で諦めるもしくは諦めざるを得ない状況になってしまいます。

こういう人に共通しているのは
「私にカナダ移住なんてできっこない」
という強い思い込みが自分の中にあるということ。
だから自分が予想している通りにカナダ移住に失敗したときのシナリオをご丁寧に準備しておくんですね。
私は、たまたま一発でカナダ移住に成功しましたが、「カナダ移住に失敗したら」というシナリオは一切準備していませんでした。
参考:カナダ移住(永住権取得)費用の相談に実体験を元にお答えしました。
カナダ移住する!日本に帰国する選択肢はない!
という状態でした。

なのでこのブログや無料メルマガを通して、カナダ移住相談を受けてきましたが、
「カナダ移住に失敗した場合に再就職できるのか不安です。」
という相談の仕方をしてくる人がめちゃくちゃ多いんです。
「それって最初からうまく行かない前提じゃないですか?
自分で自分がうまく行くイメージが掴めない(自分で自分を信じられない)人は要注意!
その考え方を変えないと、自分で自分がカナダ移住できない状況になるように無意識のうちに行動して行っちゃいますよ。」
とはっきり伝えています。
(上から目線でやなヤツだなーって思いますが、事実です。その思考でカナダ移住にチャレンジして、すんなりカナダ移住できた人に出会った事がありません。)
参考:カナダ永住権に繋がる職業リストとポイント制度を徹底解説
海外生活情報、永住権申請の方法はブログで調べよう
カナダ移住したい日本人が、移民コンサルタントや留学エージェントに公立カレッジ→就労ビザ→永住権申請
という方法を勧められて
「なんかその方法イヤだなー」と違和感を感じながらも、自分で調べることなく、言われるがままその道を選んでしまう
そもそも自分で調べて納得して選んだ方法ではないので、何かツラい事があると心が折れてしまう
移住失敗(日本帰国)
という失敗パターンのひとが多い理由の一つは
「移民コンサルタント、留学エージェントが言うんだから間違いない」
と思い込んでいるからです。

カナダ移民局の英語のサイトを徹底的に読み込めば、移民に必要な情報は全て無料で手に入るという事はわかっていますが、
分かりにくいサイト+全部英語
という理由で、「自分では調べきれない」
と最初から諦めてしまう人が多いです。
実際私もカナダ移民局のサイトを最初に見た時は
「これは私には解読不可能」
とお手上げでした。
でも、そんな人におススメなのが、日本人でカナダ移住した人のブログを読む、ブログ管理人直接問い合わせてみる
ということです。
参考:カナダ移住して後悔した事。海外永住権のデメリットとメリットを解説
私のこの「カナダ永住権取得を目指すブログ」も含め、カナダ移住した人でカナダ移住までの記録をブログで備忘録的に残している人はとても多いです。
そういったブログを検索しまくって情報収集した方が、英語の分かりにくいカナダ移民局のサイトで迷子になるより、よっぽど効率的にカナダ移住情報を見つける事ができます。

私もそうやってブログから情報収集して助かったので、こうやって自分のカナダ移住までのプロセスをブログ記事に事細かに書き残しています。
私がカナダ移住できた具体的な方法については無料動画レッスンにて残してあるので、気になる方はこちらからどうぞ
期間限定での公開です。
カナダ移住に失敗する人:留学生活と移民目的の就労は同じだと思っている
カナダ移住に失敗(途中であきらめて帰国)する人の多くは、「留学、ワーホリ=海外生活」と勘違いしています。
留学、ワーホリでカナダでの生活がとても楽しかったから、この楽しい生活をずっと続けたいと軽い気持ちで就労ビザを取得して働き始めたら
「こんなハズじゃなかった」
と途中で移住を諦める人が多いです。

留学は学費や滞在費をカナダに支払ってサービスを受けるいわば「お客さま」
カナダのワーキングホリデーも自由に働けるのは20代のうちだけ、一生に一度、1年間の期間限定。
その1年をすぎたら、後はカナダに何らかの価値を提供しなくてはカナダに残る事はできません。
カナダで通用するような実務スキル(会社のマネージメントスキル、ソフトウェアのエンジニア)があれば日本で働くようにカナダでも自由に働けます。
でも、そうでない場合、外国人である私たちは、カナダ人がやりたがらないけどカナダで需要がある仕事しか就く事ができません。
飲食業だったり、ベビーシッターだったり、介護士だったりですね。
私も外国人労働者としてカナダで就労ビザで働いていた時は、留学、ワーホリ時代とのあまりのギャップにかなり驚きました。

ただ、そのギャップと戦うのもせいぜい数年です。
私の場合は2年でした。
2年間外国人労働者として、カナダに貢献すれば、永住権が取得できて、カナダ人と同じ立場で自由に仕事が選べるようになります。
途中で諦めてしまう人はその「カナダに貢献するためにがんばる期間」という意識が抜けていて、ちょっとツラかっただけで諦めてしまいます。
参考:カナダ移住のデメリットと海外永住権のメリットを移民した日本人の立場から解説
カナダ移住に失敗する人:トロント、バンクーバーに多い英語が苦手な日本人
カナダ移住に失敗する人の共通点の一つとして、「自分の英語力に自信がないから、英語での生活をストレスに感じて移住をあきらめてしまう」
という人もいます。

特に、トロントやバンクーバーは日本人が多く、日系のコミュニティが発達しているので、日本語だけで生活が完結してしまうこともあります。
職場がジャパレス←従業員は全員日本人。
ルームメイトが日本人
土日は日系コミュニティのイベント参加
(当然友達も日本人ばかり)
といった感じです。
カナダで日本人と時間を過ごす事は悪い事ではないですが、日本人とばかり一緒にいると、現地のカナダ人たちと関わる機会が減り、英語も話さなくなります。
そうするとカナダ人のノリについていけなくなるし、英語もパッと出てこなくなったります。
私はバンクーバー在住なのですが、バンクーバーに住んでいるのにいつまでたっても英語に自信がなくて、結果的に一緒にいて居心地がいい日本人コミュニティに入り浸るようになる
=英語を話す事がストレスになる
=日本が恋しくなる
=カナダ移住を諦めて日本に帰国
という人が多いです。
参考:カナダ移住後、カナダで仕事を始めたら○○がぽっかりなくなった!
カナダ移住に失敗する人:失敗の理由を年齢のせいにする
もう一つ、カナダ移住に失敗する人の中に「私(僕)はもうこんな年齢だからカナダ移住はムリ」と年齢を理由にする人がいます。

確かに、express entryなどの一部の移民プログラムでは、年齢が高いとマイナスポイントとなりますし、女性の場合、カナダ人パートナーを見つけるのにも、年齢が若い方が選ばれやすそう。。。
といったステレオタイプがあります。
が、年齢制限が全くない移民プログラムだってありますし、express Entryにしても、年齢でマイナスポイントになってしまう分を英語の勉強でカバーしたり、自力でジョブオファーを勝ち取ってポイントを加算することだってできます。
事実私の知り合いは50才過ぎでバツイチ、子どもがいる状からカナダ移住にチャレンジして、3年後、見事永住権を取得する事ができました。

彼女は自力で移民プログラムで移住しましたが、それと同時にカナダ人の素敵な旦那さんとも出会い、国際結婚しました。
年齢が高いからというのはタダのいい訳で、カナダ移住を諦める理由にはなりません。
参考:スキルなしでカナダ移住したいなら絶対読んでおくべきブログ記事まとめ
カナダ移住に失敗する人:移住費用を完璧に見積もろうとする完璧主義者
カナダ移住に失敗する(途中で諦めてしまう)人の特徴として
「カナダ移住(永住権取得して移民)するまでにかかる費用を徹底的に計算、完璧に見積もろうとする」
「カナダ移住までにかかる費用を移住前に全額用意しておこうとする」
いわゆるお金に対して完璧主義者の人が多いです。

そういう人は、カナダでお金がなくなるということに何よりも恐怖を感じていて、その恐怖から逃れるために、徹底的に移住に必要な費用の総額を調べ上げる傾向があります。
一見安定志向で確実にカナダ移住できそうに見えるのですが、そういうタイプの人って、カナダで不測の事態が起きて、予想外の出費がかさんだ時に心が折れてしまう事が多いです。
もしくは、カナダ移住までに必要となる金額を綿密に計算してみたら、途方もない金額になってしまって心が折れてしまうという事も多いです。
カナダ移住までにどれくらいの費用がかかるかなんて、移住のプロセスでどんなハプニングがあるかわからないので、正確に予想を立てるのは不可能です。

私はこのブログや無料メルマガ(無料動画レッスン)を通じてカナダ移住希望者の相談を毎日のように受けています。
実際にカナダ移住できた私も含め、カナダ移住に本格的に踏み切れる人、カナダ移住できる人は、カナダ移住費用がいくらかかるか、正確に見積もることを最初から諦めています。
もちろん「だいたいこれくらいの費用がかかりそうだなぁ。」くらいには見積もりますが、細かい事は考えません。
カナダ移住途中で移民法が改正されて当初予定していた方法での移住はできなくなってしまうかもしれません(←実際私に起きたことです。)
カナダ移住途中で思わぬ形で雇用主が見つかって、就労ビザが取得でき、予定していたよりも早く、カナダでフルタイムで働けるようになるかもしれません。(←コレも私に起きた事です。)

逆に移民局のミスで、想定以上に就労ビザ取得に時間がかかり、無収入の期間が長引くかもしれません。
カナダでお金がなくなる事に恐怖を感じている人、何事も完璧に予測を立てて、全てを予定通りに進ませないと気が済まない完璧主義の人は、こういう不測の事態が起きると、うまく対処できなくなってしまうんです。
参考:カナダ移住(永住権取得)費用の相談に実体験を元にお答えしました。
カナダ移住のプロセスで何が起きるか、正確にいくらかかるかなんてプロの移民コンサルタントでもわかりません。
なのでカナダ移住費用に関しては、おおまかにどれくらいの金額が必要になるかなんとなーく把握しておいて、実際にカナダに来てから臨機応変に対応すればいい。
くらいの軽い気持ちでカナダ移住にの臨む人の方が、一見無計画に見えて、すんなりカナダ移住できてしまいます。(←私がそうでした。)

私がカナダ移住を目指してカナダで奮闘していた時も、何度かお金がなくなりそうになる危機がありましたが、実際にお金がなくなって路頭に迷う事は一度もありませんでした。
今はカナダで就労ビザがなくても、ネット上でお金を稼ぐ方法がいくつもあるので、いざカナダでお金がなくなってもネットでお金を稼げば良いんです。
カナダ移住に失敗する日本人の共通点まとめ
カナダ移住に失敗する日本人の共通点を、カナダ移住ブログを2年以上運営して、いろんな方からの相談を受けた経験を元にまとめました。
いかがでしたでしょうか?
カナダ移住に失敗する人と成功する人のちがいって本当に小さなちがいです。

私はたまたま1度のチャレンジで成功しましたが、もし失敗していたら、また日本でお金を貯めて、出直して移住できるまでチャレンジし続けていたと思います。
参考:カナダ移住して後悔した事。海外永住権のデメリットとメリットを解説
カナダ移住に失敗した失敗をそのままにしていたらそれは失敗に終わりますが、もう一度チャレンジして成功すれば、その失敗は「カナダ移住に成功するための準備」になります。
このブログ記事を読んでいるあなたは、失敗をおそれてチャレンジさえしませんか?カナダ移住二一度失敗しただけであきらめて、カナダ移住の夢を諦めてしまいますか?カナダ移住にチャレンジして、失敗しても成功するまでがんばりますか?
カナダ移住の夢を実現するかしないかはあなた次第です。
カナダ移住に失敗しても死ぬわけじゃない!
「カナダ移住したいけど失敗するのが怖いです。」
という相談が非常に多いんですが、

「失敗したら怖いって、何が具体的に“怖い”って感じてるんですか?」
って聞き返すとみんな
「・・・。」
って止まるんです。
「カナダ移住に失敗したら大変な事になる。怖い事が起きる。」
って思い込んでいるのはあなたの頭の中にある思い込み。
実際にはカナダ移住に失敗したくらいで、死ぬワケじゃない。
世界の終わりじゃないんです。

カナダ移住失敗したヤツだってバカにされそう?
自意識過剰です(笑)
他人はあなたがカナダ移住に失敗しようがどうなろうが、別に興味はありません。
もしもあなたがテレビに毎日出ているような大スターだったら、国民の皆がカナダ移住の失敗をディスって来るかもしれませんが。。。
私がカナダ移住に挑戦できて、実際に移住できたのは
「カナダ移住にもし失敗してもまぁ別にしょうがない。」
って最初から開き直ってたからです。

失敗したところでこれは私の人生だし、私が私の人生を生きたいように生きて、やりたいようにやって、それで失敗したんなら、むしろ本望。
失敗するのを恐れて一度きりの人生でやりたいことをやらなずに死んじゃう方が、よっぽどもったいないと私は思います。
カナダ永住権を取得してカナダに移民(移住)したいあなたにオススメの記事
1カナダに移民するには?永住権申請条件,取得方法,移住に必要な費用解説
2カナダで大学進学して永住権を取得する方法?メリット,デメリットも解説
3カナダ移住(永住権取得)費用とカナダ移民ビザ申請の方法を解説!
5カナダ永住権のポイント制度と移住後、移民になった後の厳しい現実問題
6カナダ移民になりたい?永住権取得方法や申請条件,取得までの費用を解説!
7カナダ移民する日本人(日系カナダ人)は○○な人!永住権保持者が徹底解説
8移民が多い国カナダの移民問題,カナダ移民政策の強みをランキング式で解説
ノースキル、独身、ワーホリ済の私がたった2年でカナダ移住できて、コモンローまでできた秘密を期間限定で公開中です。